最寄駅からお家まではバスを使っています。 中学1年生の夏からこの場所に住んでいるので、なんやかんや10年近く使っていることになります。
お家の近くのバス停まで行ってくれるバスと、ちょっと手前までしか行ってくれないパスがあります。
バス停から家まで、前者は歩いて3分くらいで着く一方、後者は10分くらいかかってしまいます。
当然、歩く距離が短く済むので、お家の近くまで行ってくれるバスを狙って乗りますし、手前までしか行かないバスに当たってしまった時は、ちょっとテンションが下がります。
しかし今日、手前までしか行かないバスも案外いいかも、と思えるようになりました。
物理出社して帰る時、良い時間の近くまで行くバスがなかったので仕方なく手前までしか行かないバスに乗りました。
手前のバス停でおりて、歩きながら今日のお仕事でやったこと、同期や先輩社員と話したこと、その中で自分自身が感じたことなどを整理できて、家に着いた頃にはすごく頭がすっきりしていました!
バス停から家まで歩いているときは、当然一人だし、危ないのでスマホもいじることができません。 その日あったことをなんとなく頭の中で整理するには、うってつけの時間であることに気づきました。
気づけた時、とても嬉しかったです。
10年近くネガティブなイメージを持っていたことが10分足らずの体験で一瞬でポジティブなものに変わったのがすごく嬉しかったし、変えられた自分もちょっと好きになれたし、これからもこういう物事の捉え方の良い変化を意識的に得るためにアンテナを立てておきたいなと思いました。

また、お腹が空いていて早くおうちに帰りたいと思って少し早歩きしていたのも、1つ良かったのかなと思っています。
というのも、昔読んだことのある 思考の整理学 でも「何かを考えるときは歩くとよい。それも、少し早足で」という趣旨のことが書いてあったのを思い出したからです。
これをまさに身をもって体感しました。
あと、デキるエンジニアは散歩が好きな人が多いイメージがあり、今回の体験を通して、なるほどお散歩は確かに考え事や思考の整理に有効だし、その最中に良い実装とかも思いつくだろうと頷くことができました。

いい日でした!